初めてのフィルムカメラ

1ヶ月ほど前にフィルムカメラを買ってフィルム写真を撮り出したばかりの初心者です。

今回は初めて使ってみたフィルムカメラについての感想や雑感を書きたいと思います。

写真を撮ることは前から好きで特に川や山などの自然風景を撮るのが好き。

持っているカメラは一眼レフ・ミラーレス・コンデジなど7台ほど所有

そのカメラの全てはデジタルカメラ。

フィルムカメラに興味はありましたが下記の理由で使おうとは思いませんでした。

  • お金がかかる
  • 撮った写真がその場で見れない


お金がかかると言うのはお分かりの通りフィルム代と現像代

さらに撮った写真をPCに取り込みたい場合は別途デジタル化(CDにする)料金がかかります。

僕の場合で、フィルム代・・1400円 現像代+デジタル化・・1350円

合計で2750円

そして、もしプリントをカメラ屋さんで頼めば1枚45円

フィルムカメラってお金かかります・・汗

次に写真が見れるまでに時間がかかると言うのは、デジカメだったら撮ったその場でカメラ本体の裏側のモニターで撮った写真をすぐに確認できます。

だからいつも撮ったらすぐ確認

ピント・手ブレ・露出などの写りをすぐにチェックできます。

フィルムカメラの場合はフィルムですから現像してからでないとどう撮れたのかは全く分からない

そんな不便さを思うととても使う気にはなれませんでした。

その中でもフィルムカメラを使いたくない一番の理由は、やっぱりお金がかかることかな・・


不便さを感じることばかり先に書いてしまいましたが、フィルムカメラならでは良さってのももちろんあります。

それは撮った写真の写りと色合い

デジタルのクッキリとは違う柔らかい写りそして淡い色

特にちょっと昔を思い出させるようなレトロな色

これが好きなんです。

そんなフィルムカメラで撮った写真をよく僕はネットで見ていました。


「1度は使って写真撮ってみたいなぁ・・」


そんな気持ちが1ヶ月ほど前マックスになって

お金がかかるけどとりあえず1台くらいは買ってみよう!

そう思って1台買って

そして1週間後にまた1台・・あれ

2週間で合計2台買ってしまいましたw

この2台、両方とも50年前に発売されたクラシックカメラ

手前の『OLYMPUS-35SP』が初めに買ったフィルムカメラ

整備済み品で価格は1万8千円

後ろの一眼レフ(レンズ交換式)が2台目に購入した『OLYMPUS OM-1』

これも整備済み品レンズ付きで1万7千円


クラシックカメラで整備済み品ってもっと高いと思ってましたが思ってたよりも安かった。

2台とも電池を使った露出計は内蔵してますが

露出計を使わなければ電池なしで写真が撮れる機械式カメラ。

いつも使ってるバッテリーを充電しないと使えないデジカメとは違いフィルムさえ入れれば写真が撮れる♪


カメラが届いた週末に地元のカメラ屋さんでさっそくフィルムを買いましたよ。

まずフィルムをカメラに入れるのですが、なんとなくは分かるのですが

念の為にyoutubeの動画をお手本にw

カメラの裏蓋を開けてフィルムを装填

フィルムの先端を少し引っ張って反対側の巻取り軸にはめ込み裏蓋を閉める。

そしてフィルムカウンターが1になるまでシャッターを切って巻く・・

これで準備おk

初めての事なのでこのフィルム装填だけでも新鮮で楽しい♪


そして撮影です。

  • ピントを合わせる
  • 絞り・シャッタースピードの調整

デジカメだったらシャッターボタン半押しで簡単にピント合わせ

絞りシャッターもカメラ任せで簡単に綺麗に写真が撮れます。


僕の持ってるフィルムカメラは・・

露出計を見ながら絞り・シャッタースピードを調整しながら丁度いい明るさで写るように試行錯誤

でも、この調整が面倒くさいとは思いませんでした。

むしろこうやって時間をかけてレンズに付いてるダイヤルをガチャガチャと動かしながら撮るのが楽しかった♪

写真を撮るっていう実感がすごく湧きました。

フィルムは36枚撮り用

デジタルだったら何枚撮るとか気にせずにシャッターを押せますが、

フィルムはそうはいかない。

限られた枚数でほんとうに撮りたい風景・被写体を撮る

だってフィルム高いんだもん・

1枚だって無駄にしたくはない

だからよく考えてじっくりカメラを調整しながらシャッターを切る。


こんなにじっくりと時間をかけて写真撮ったことがない・

前までだったらサクサクと気にせずに写真を撮っていましたがフィルムは違います


しかもちゃんと思った通りに撮れているかは分かりません。

僕は今までデジカメの背面モニターを見ながらのライブビュー撮影ばっかりでした。

液晶モニターにはシャッターを押したらこう写りますよ的な画像が出てるので失敗することがほとんどない

フィルムは全くどう撮れたのかはその場では分からないのです。

初めのうちは不安でした

ちゃんと撮れているのか・・

そして撮り終えてもカメラ屋さんに現像をお願いして出来上がるまでには僕のところだと5日ほどかかる

でもフィルムカメラはそういうものだと受け入れれば

それが楽しみになります。


まとめ

たしかにフィルムカメラはデジカメに比べると不便な点が多い。

でも、フィルムならではの味のある写り

そして撮影する楽しさ

特に買って自分で使ってみて強く感じたのは

フィルムを巻いたりカメラを操作する楽しさ

これは簡単にオートで綺麗に撮れるデジタルにはありません。

撮るのが楽しい♪

今そんな気持ちです。

カメラが好きでまだフィルムカメラで撮ったことがない人は一回は使ってみましょ

お金はちょっとかかりますがきっと楽しさが分かると思いますよ♪

あ、デジカメの方もこれからも使いますけどね

では今回はこの辺りで

最後まで読んでいただいてありがとうございました(^^)

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