つい先日買った小さな鞄にも入るフィルムカメラの1眼レフ『OLYMPUS OM-1』
ほんとうに小さい
そしてメカメカしいレトロな形が好き
まだ使い出したばかりですが外観だけですでにお気に入り
先日このカメラを持ってスナップに行ってきたんです
ちょうど桜も満開な時期
散歩がてら春の風景を楽しみつつ買ったばかりのこのカメラを使って風景写真を撮りに
その撮影したフィルムの現像が昨日出来上がったので
名機と言われるフィルムカメラ『OLYMPUS OM-1』
このカメラで初心者の僕が撮るとこんな写りをするという内容で書きたいと思います。
今回使ったフィルムはツイッターフォロワーさんからの頂き物♪
コダック(Kodak GOLD)を使わせてもらいました。
ありがとうございました♪
この『OLYMPUS OM-1』にフィルムを入れるのは2回目
もうフィルムの装填の仕方は覚えました。
裏蓋を開けてフィルムの先を少し出し右側の切れ込みスロットに入れる
巻き取りクランクにフィルムをセット
たるみがないように巻き上げクランクを軽く回して調整
裏蓋を閉めてフィルムカウンターが1になるところまで数回巻き上げてはシャッターを切る
この所作が好きなんです♪
デジカメにはないフィルムカメラでの儀式
いかにもこれからフィルムを使いますっていう感じがすごく好き
・・・そんな浮かれた気持ちでいたら
すっかり忘れていた事が1つありました・
フィルムの感度(iso)の設定・・
フィルムを装填したらiso感度ってのを設定をしないといけないんです。
この大きなカメラの上についてるダイヤルで
iso感度とはレンズから入ってきた光を増幅させる機能のこと
この数字が大きいほど増幅がでかいと言うこと
つまり明るく写真が撮れる
デジカメで暗いところで明るく写真を撮りたい時はisoの数字を大きくすると明るく撮れる。
フィルムカメラの場合はフィルムでiso感度って決まってるんです。
今回装填したフィルムの感度は200
さっきのダイヤルでカメラのiso感度を200に合わせないといけないのに
前回使ったフィルムが100だったのでそのままでした
それをすっかり忘れていて・・汗
でも何枚か撮って、途中で気が付いて直したんですけどね
カメラを小さなカバンに入れて家を出発
まずは家の近くの公園
ラッキーなことに誰も居なかった
ブランコのところに掃き掃除用のホウキがぶら〜んと垂れ下がっている
ちょうど良い被写体になると思いこれにピントを合わせて
絞りは開放にしてF1.8にして撮影
この時iso感度の設定は200にしないといけないところ100
良い感じに光が差し込んでたのでもう1枚
手前のブランコをぼかしつつ2番目にピントを合わせた感じでシャッターを切ってみた。
フィルムカメラなのでデジカメとは違って撮った時はどういう風に写っているかは分からない
思った通りに撮れたのかどうか・
でもそんな不安な気持ちはよそにカメラ屋さんで現像してデジタル化した写真を見ると2枚とも思ってた以上によく撮れてた。
露出そしてピント
50年前という古いカメラでこんなに綺麗に写るとは正直驚きでした。
それからまた別の公園に行って・・
同じように別なブランコも撮ってみました
こちらのブランコは座るところが古びた木製
僕はボケを効かせた写真が好きなので手前にピントを合わせてやはりレンズの絞りは開放にして
しばらく歩いていると空がどんより・・
なんか雨が降りそうになってきました
今度はレンズを絞ってF8.0にしてシャッタースピード遅めにして調整して1枚
奥に桜が咲いてる木を入れて田舎の風景
ちゃんと撮れているのか分からないフィルムカメラ
それでも何枚も撮っていると36枚撮り用のフィルムを今日中に取り終えて現像に持って行きたい
そういう気持ちになってくるんです。
被写体になるものを探して遠慮なくシャッターを切りました。
やっぱり春の自然風景っていい
植物が芽吹いて生き生きとして
最後に撮りきれなかったフィルムを使い切ろうと思い実家で撮った写真
母が生前使っていた裁縫箱
レトロなイラストがいいです。
そして最後の1枚は和室で綺麗に咲いてるシクラメン
『今回フィルムを現像してみて』
ここまでよく撮れているとは思わなかった
明るすぎたりピンボケして失敗してる写真がいっぱいかな・・と想像していたのですが
そういう写真はほとんど言っていいほどなかった
構図とかそういう部分ではたくさんありましたけどねw
内蔵されている露出計を頼りに絞り・シャッタースピードを調整して1枚1枚大切にシャッターを切りました。
そしたら自分が頭に思い描いたように撮れてました。
思ったんですが、
デジカメと違ってすぐにどう写真が撮れたかが見えないフィルムカメラ
それも逆にいいもんですね。
現像が出来上がるまでちょっとワクワクする気持ち
こんな気持ちは写真を撮ってて初めてでした。
今回はこの辺りで
最後まで読んでもらいましてありがとうございました。
(^^)/~~~