写真を撮るのにお金がかかる
それ以外にもデジカメに比べてたくさん不便に思うフィルムカメラ
興味はあったけどそんなことを考えると買うほどまでとは思っていませんでした。
でも買いました
なんで買わないと思っていたのに買ったのか
そんな気持ちの変化について
そして初めて僕が買ったフィルムカメラとそのカメラで撮った写真を紹介したいと思います。
長い文章ではないので最後まで読んでもらえたら嬉しいです
まずはおそらく誰でも最初に考えるフィルムカメラで写真を撮るのにお金がかかる問題
当たり前だけどフィルムを買わないと撮影できません
![](https://hirosakablog.com/wp-content/uploads/2023/03/DSCF0201-1024x683.jpeg)
このフィルム・・今価格が高騰していて高いんです
36枚だけを撮る36枚撮りフィルム
これが価格の幅はありますがだいたい1本が、1500円くらいから2000円を超える
そしてフィルムを現像するためにはカメラ屋さんにお願いしないといけない
僕の住んでいるところにもカメラ屋さんがあって現像が800円
デジタル化(CD)合わせて500円
フィルムの購入と現像そしてデジタル化合わせて3千円近く・
やはりお金はかかります汗
そして次に写真を撮ってもすぐに見れないと言う点
シャッターを切って撮影した写真がどう写ってるかは当然デジタルと違って現像するまでは分からない
ほとんどの方はカメラ屋さんにフィルムを持って行って現像しますよね
現像して見れる状態になるのに僕の場合だと1週間近くもかかる
せっかちな人には向いてないと思う
そう思っていたのに1ヶ月ほど前にフィルムカメラ買いました。
なんで買ったの?
そうなると思いますが、そのことについて順番に説明したいと思います。
まずはお金の問題
僕が買ったフィルムカメラ『OLYMPUS 35SP』
![](https://hirosakablog.com/wp-content/uploads/2023/03/DSCF0193-1024x683.jpeg)
このカメラ整備済みの美品で1万8千円くらい
僕が思っていたよりも安い買い物でした。
このカメラで撮影するための費用(フィルムの購入と現像)を考えた時
もし新しいデジカメを買えば10万くらいはかかります
それに比べたら遥かに安いと思ったのです。
そして写真を撮ってもすぐに見れないと言う点ですが、
これについては・・
そういう物だと割り切るしかないw
これでお金の面とすぐに写した写真を見れないと言う僕の中での問題は解決したつもり
解決したというかカメラ好き写真好きの僕としては1台だけでもフィルムカメラを所有して自分の気持ちを満足させたいと言うことですw
それで買ったのがこのカメラ
『OLYMPUS 35SP』
![](https://hirosakablog.com/wp-content/uploads/2023/05/DSCF5606-1024x683.jpeg)
昭和感溢れる昔のカメラらしい形
このカメラは昭和44年(1969年)に発売されたようでもう50年以上も前の物
だからクラシックカメラと言ってもいい
このカメラはレンズ交換ができないレンズ付き
付いているレンズは明るくF値は1.7
機械式フィルムカメラだから電池は使わずに写真が撮れます
絞りそしてシャッタースピードを自分で調整して撮るマニュアル撮影と自動露出での撮影の両方ともにできるカメラ。
![](https://hirosakablog.com/wp-content/uploads/2023/03/DSCF0195-1024x683.jpeg)
あ、そうだ
電池を使うポイントが1箇所あった。
カメラに内蔵されている露出計がそれです。
露出計とはシャッターを切って撮るとどのくらいの明るさで写真が撮れるかが分かる数値計
使用する電池は50年前のカメラなので今では販売されていない水銀電池を使うんですよね
でも大丈夫
便利なことに代替え用の電池とアダプターがアマゾンで売ってます。
![](https://hirosakablog.com/wp-content/uploads/2023/03/DSCF0202-1024x683.jpeg)
酸化銀電池(SR43)とMR-9(H-D)アダプター
このMR-9(H-D)アダプターは優秀で電圧の調整もしてくれるので内蔵露出計もしっかり動いて使えます。
でも、
電池が無ければスマホのアプリの露出計を使うっていう方法もあるんですよね。
僕は初めこの電池と変換アダプター持ってなかったので露出計アプリで写真撮りましたよ。
あとで作例をお見せしますが、この露出計アプリってけっこう使えるんです。
アプリを信じて写真を撮りましたがフィルムを現像してみたら丁度いい明るさでちゃんと撮れてました
あ、そうだ
このカメラ大事なポイントがあった・
ピントの合わせ方が今時のカメラとは違ってレンジファインダー式
レンジファインダーとはファインダーを覗くと真ん中あたりに2重になった風景が映ってるんです
その2重になっている風景をピッタリ1つに合わさるようにレンズを回してピントを調整。
ピッタリとその2重像が合えば写したい被写体にピントが合ったということになる。
このカメラのファインダーはすごく見やすく2重像がはっきりと見えるのでピント合わせが楽でした。
あっという間に36枚撮り終えてフィルムの現像をしに地元のカメラ屋さんに。
店主の方に聞いてみたところ現像は富士フィルムの工場に送って現像してもらうとのことで日数は最低5日ほどかかるという話でした。
前はお店で現像をやっていたそうですが、今は需要が・・と言うことでした
最後にフィルムを現像してもらってデジタル化した作例を掲載します。
初めて使ったカメラでしたが思っていたよりちゃんと撮れて嬉しくなりました。
このブログのPhoto Garallyにも掲載してますのでご覧ください。
![](https://hirosakablog.com/wp-content/uploads/2023/03/FH000015-1-1024x686.jpg)
![](https://hirosakablog.com/wp-content/uploads/2023/03/FH000027-1-1024x686.jpg)
![](https://hirosakablog.com/wp-content/uploads/2023/03/FH000006-1-1024x686.jpg)
![](https://hirosakablog.com/wp-content/uploads/2023/03/FH000002-1024x686.jpg)
![](https://hirosakablog.com/wp-content/uploads/2023/03/FH000010-1-1024x686.jpg)