おはようございます
今日は2月16日(日曜日)
朝の7時
今朝はわりと暖かくいつもブログ執筆をする和室の温度計は7度もありました。暖かいと嬉しいっすね♪
前回、『GPD Pocket4』のレビュー記事を書いたところ、多くの方がブログを見に来てくださいました
僕と同じように小さなノートPCに興味を持っている方が沢山いるのを感じて嬉しかったです
僕はGPDシリーズのノートPCを購入したのは実がこれが2台目
2年ほど前に『GPD WINMAX2』初代機を密かにポチっていたんですよね
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発売当時、
AMD最新のチップ「Ryzen7 6800u」(8コア/16スレッド)が搭載され一気に処理能力とバッテリー性能が向上
UMPCとは言えなくほぼ普通の小型ノートPCとして発売された『GPD WINMAX2』
PCゲームがヌルヌルと動いてキーボードも使いやすく実用性もかなり向上!として登場
・・買いますたよ
そんな記事も以前に書いていますので興味がありましたら後で読んでください
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と言うわけで今回は、私が所有する**「GPD Pocket 4」と「初期型GPD WIN MAX 2(6800U)」**の2台を徹底比較・・というか軽く使ってみての比較(違いや特徴)をシェアしたいと思います。
1. デザインとサイズの違い
「GPD Pocket 4」はコンパクトなUMPCらしいデザインで、持ち運びに適したサイズ
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対してGPD WINMAX 2(6800U)はコントローラ付きでゲーミングUMPCとしての側面が強く、より大きなディスプレイを搭載しているのが特徴
項目 | GPD Pocket 4 | GPD WIN MAX 2 (6800U) |
---|---|---|
サイズ | 8.8インチ | 約10.1インチ |
重量 | 約770g | 約1kg |
キーボード | コンパクトな配列 | フルサイズに近い配列 |
Pocket 4はひとまわり小さく軽量で、より片手でも扱いやすい
キーボードを比較するとWINMAX2の方が断然いい!
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無理のないキーの配列と打ち心地(キータッチ)
長文を入力していても使いやすいし疲れない
Pocke4は文字(アルファベット)部分は打ちやすいように大きいけどキーボード奥の方がけっこう無理矢理に詰め込んだ感じ
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まー小さいなりにも文字を打ちやすいようにした努力は感じます
2. ディスプレイの違い
「Pocket 4」は8.8インチ 解像度 2560×1600(WQXGA) リフレッシュレート144Hz
「WIN MAX2」は10.1インチ 解像度 2560×1600 リフレッシュレート60Hz
両方とも画面タッチに対応
- GPD Pocket 4:小型ながらリフレッシュレートが高く動きのある映像もなめらか。
- GPD WIN MAX 2:大画面で作業しやすくゲームや動画視聴時の迫力がある。
Pocket 4の144Hzはすごいよね!
WINMAX2の10.1インチは比較すると若干大きい画面サイズ
・・とは言っても、やはり大きい画面の方がゲームをやっている時も迫力もあるし情報量も多く表示できるから作業するときはこっちの方が便利
3. ベンチマーク比較
ゲームの動作性能をチェックするために、FF15ベンチマークで検証してみました。
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FF15ベンチマーク(フルスクリーン 1920×1080)
デバイス | スコア(高品質) | スコア(標準品質) |
GPD Pocket 4 | 2893(やや重い) | 約3418(普通) |
GPD WIN MAX 2 | 2356(重い) | 3374(普通) |
両機種ともに電源に繋いだ状態で動かしたものです
比べてみるとそんなにも大きな差は出なかった
ご存知かと思いますが、FF15のベンチマークってかなり重いんですよね
でも・今回のスコアの伸びはイマイチな感じ
もっと出ると思ったんだけどなぁ・
なので画面解像度を落として1280×720(標準品質)のフルスクリーンでも試してみました
すると・
Pocket4・・・6511(快適)
WINMAX2・・5164(やや快適)
ベンチを回してる最中、スコア数字の回転が早い早い(どんどん伸びる♪)
画面もすごくヌルヌル動く♪
結果、まさかPocket4で6000台を突破するとはね・・
「ryzen7 6800u」搭載の初期型WINMAX2も5000突破と大健闘♪
画面がかなり小さいのでこのくらいの解像度(1280×720)でも粗さは感じません
ほんの少しだけ文字にぼやけが見られるけど気になるほどではありません
重いと感じるゲームをするならこの解像度でもいいかもね
4. ゲーム「バイオハザード RE:2」やってみた
今更ですが僕が今進めている「バイオハザードre2」
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ゲーム中のフレームレート(fps)についてですが、
「steam」の設定でフレームレート(fps)を表示させることができるのでその数字を見ると
まずは、レイトレーシング設定をオンにしてみて・・
GPD Pocket4 解像度2560×1600 設定は全てONにして高品質 14fps程度
GPD WINMAX2 解像度1920×1080 設定は全てONにして高品質 15fps程度
厳しいです・
カクカクまではしませんけど、やっぱりレイトレは重い・汗
「Pocket4」はリフレッシュレート(144Hz)の影響と「AMDアドレナリン」のフレーム生成支援のお陰で数字よりも滑らかに感じましたけどね
レイトレーシング設定をオフにしてみると・・
GPD Pocket4 解像度2560×1600 設定は全てONで高品質 37〜40fps
GPD WINMAX2 解像度1920×1080 設定は全てONで高品質 50〜60fps
両方とも快適に滑らかに動いてくれました♪
こっちの画像でも十分キレイなんですけどね
「Pocket4」も解像度の設定を少し低くしようとしましたが表示バランスが崩れてちゃんと映らないんですよね・
解像度を低くした軽い設定を試したかったのですができなかったのが残念・。
※注意
「Pocket4」は画面表示はポートレート【縦型(9:16)】
それをドライバーで横向きに変えて画面に表示しています
なので、今回のようにゲームなどで解像度を変更したくても思った通りの解像度に変更できないことがあるみたい
「WINMAX2」の方は画面表示がランドスケープ 【横型(16:9)】
普通に色々な設定で解像度を変更することができます
これは大きな問題だと感じました
なんとか改善できるようになればいいのですが・・
5. 内蔵ファンの音
今どきのUMPCは小型ながらGPUを内蔵した高性能なチップセットを搭載しているため冷却ファンの音も気になる大きなポイント
- GPD Pocket 4:通常時は比較的静かですが、処理負荷がかかるとファンが高速回転し高音寄りの「ヒーーン」という音が聞こえるようになり、ゲーミングPCのように煩い
- GPD WINMAX 2:通常時はかなり静か。処理負荷がかかった時には内蔵ファンは全開で回りますが音質はそんなに高音ではないためそんなにも耳障りではない
2台を比べてみるとけっこう違いましたね
静かな部屋で重いゲームをすると「Pocket4」はかなり耳障りな感じ
初期型の「WINMAX2(6800u)」の方はそれほど煩く感じませんでした
6. 内蔵スピーカーの音量・音質は?
これは断然「Pocket4」の方がいい!
本体の左右に2wのものが1つずつ合計2つのスピーカーが搭載
小さい本体からは十分な音量で鳴ってくれます
低音はそんなにも出ませんがそれでも音質的にも僕は合格点です
「WINMAX2」には4つのスピーカーが搭載されているようですが、正直チープな音で音量も小さい
僕的にはこのチープな音も好きだったりするんだけどねw
4. まとめ:どちらを選ぶべきか?
目的によって変わるとは思いますが、
実用性を重視するなら「WINMAX2」の方かな
大きな画面と使い心地が良いキーボード
PCゲームも楽しめる
携帯性重視なら「Pocket4」
この小ささはほんといい!
ぜんぜん荷物にはならないから
こんなにも小さい本体でPCゲームがヌルヌルと遊べる
音も良いから音楽鑑賞やフルスクリーンにして本体で動画を見るのにもいい
HDMI出力で外部モニターに繋いで作業したり大画面で映画を見るのもありだね
最後に・・
僕が買った初期型の「GPD WINMAX2(6800u)」
10.1インチの画面と使い心地がいいキーボード
普通サイズの13インチくらいのノートPCに比べたら全然こっちの方が小さいし軽い
実用性もありで僕にはこっちがベストかな〜
ゲームも設定を少し軽くすれば十分動くし
3月には最新のチップを搭載したモデル(ryzen9 Ai HX370)が出るけど、価格と性能を考えたら今すでに発売している「Ryzen 7 8840U / 32GB / 2TB」で十分だと思う
小さくても「とて強」なノートPC
処理能力が高くても省電力なAMDのチップセットのおかげで普通の作業や動画鑑賞くらいならバッテリーはけっこう持ちます(5~6時間は余裕)
ゲームだと1時間~2時間くらいしかもたないので電源に繋げて楽しんでます
「バイオハザードRE2」進めなくちゃね
最後まで読んでもらいましてありがとうございました
また更新しまーす
では(^^)/
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